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きっとあなたの想像を超えている、あの動物が見ている私たちの世界

空飛ぶ鳥たちの目に、私たちはどのように映っているのでしょうか?

誰もが一度はそんなことを考えたことがあるかもしれません。

今回ご紹介するのは、「鳥が実際に見ている世界」を体験できる動画です。
研究目的では「バイオロギング」とも呼ばれる映像で、動物にカメラをつけ、「その動物が日常をどんな風に見ているのか」を記録したものです。

バイオロギングとは、生物に小型のビデオカメラやセンサーを取り付けて画像やデータを記録し、行動や生態を調査する研究手法。鳥類、海中生物の調査に威力を発揮。
「バイオロギングとは?」 コトバンク

そこには、私たち人間が想像もつかないような素敵な世界が広がっていました。
今回はその「バイオロギング系動画」の中からオススメの、鳥の目線の映像5本をご紹介します。

世界初の「鳥の目線」で撮影した映像

1982年、鷲(ワシ)の背中にカメラをつける手法で、「世界初の鳥の目線で撮影した映像」が公開されました。
この映像を撮影したのは John Downer さん。

現在、イギリスで生物撮影を専門とする会社、John Downer Productions を運営されています。
学生時代は動物学を学び、卒業後は放送局に入社。
自然界のドキュメンタリー番組を多数制作した後に独立し、その分野では高い評価を得ています。
その他に、プロモーション・ビデオ制作で「グラミー賞」を受賞するなど、多彩な実績も持ち合わせている方です。

このJohn Downerさんが撮影した「鳥の目線」の映像を、撮影された地域別に紹介していきましょう。

bio_loging01_hd

※全画面表示にして、再生中に表示される歯車のアイコンから、480p以上の高解像度を選択して閲覧するのがオススメです。(PCでの閲覧の場合)
音量無しでも、臨場感のある映像が楽しめますよ。

アフリカ ケニア – 1分39秒

ボゴリア湖上空を飛ぶ「海鷲(ウミワシ)」の映像です。

Earthflight (Winged Planet) – Spectacular Fish Eagle Hunts Flamingos (Narrator David Tennant)

特に、0分50秒あたりからの、逃げ惑うフラミンゴの大群を追う映像は、臨場感にあふれており圧巻の一言です。

南アメリカ アンデス山脈 – 1分03秒

ニワトリのようなコンドルの頭をコックピットに見立て、翼越しに映る雄大なアンデス山脈。

Condor cameraman! Birdcam films birds-eye view of Andes (Earthflight)

まるで航空機を操縦しているかのような感覚になりますね。
0分14秒あたりの頭越しの映像はコックピット、0分33秒あたりは航空機の翼のように見えます。

ヨーロッパ イタリア – 1分41秒

こちらは水上都市ベネツィアの上空を、優雅に羽ばたくクロヅルの映像です。
目下に映る海の青と、オレンジ色の屋根のコントラストに心奪われます。

BBC Earthflight (Winged Planet) – Common Cranes Fly Over Venice (Narrated by David Tennant)

0分32秒あたりに注目です!
クロヅルが「まばたき」をするのがハッキリと見えるほどの至近距離です!

上記は、鳥の背にカメラを付けたものではなく、鳥と並んで空を飛び、撮影しているものです。

この「並んで空を飛ぶ」方法、実は、簡単にできるものではないのです。

なぜなら、鳥に、並んで飛ぶ人間を親だと思い込ませる必要があるからです。
鳥は、卵からかえって最初に目にした生き物を親だと思い込む習性があり、これを「刷り込み」といいます。

クロヅルたちは、このカメラマンの方を「親鳥」と思い込んでいるんですね。
刷り込みをしていないと、鳥に警戒され、こんな至近距離ではとても撮影はできないのだとか。

どんな分野でも、素晴らしい作品は一朝一夕では作れないということですね。

舞台裏 – 1分53秒

こちらはいわゆるメイキング映像。
鳥たちにかなり接近している様子が分かり、まるで編隊飛行のようです。

Earthflight – Filming Geese flying Over London using a microlite (How it was done)

卵からかえった時から時間を共にし、同じ群れの仲間だと思われているからこそ、こんなに近くで撮影することが出来るのでしょうね。

ジェットコースターのような臨場感

John Downerさんの動画とは別のものですが、フランスの野生動物保護の非営利組織 がアップしている映像もあります。

Flying eagle point of view

こちらはアルプス山脈のモンブランを、鷲(ワシ)がスピーディに駆け抜ける1分25秒の映像です。
最初から最後までワシ目線なので、かなり臨場感があります。

0分56秒あたりでは、木にぶつかりそうなのを華麗に避けたのでしょうか?
のめり込んで見ていると、ジェットコースターに乗っているような感覚になり、少し酔ってしまいました・・・。

他の動物のバイオロギングはないの?

上記は鳥の映像でしたが、もしかすると、「鳥以外の動物の映像も見てみたい!」という方もいらっしゃるかもしれません。
実は、あなたの「愛猫」や「愛犬」が見ている世界を知ることができるアイテムがあるって知っていますか?

そのアイテムは、「Eyenimal(アイニマル)」という名の首輪。
この首輪、ペットに装着させることができる超小型・軽量のビデオカメラなんです。

Dogtek Eyenimal  並行輸入品

これを使えば、あなたのペットが、普段どんな世界を見ているかを知ることができます。
ペットとの距離もグッと近くなるかもしれませんね。

※但し、こういったカメラをペットにつけると、ペットがストレスを感じる可能性があります。
ペットの気持ちを大切にしながら、使うようにしてくださいね。

ちなみに、Eyenimal(アイニマル)で撮影されたものではありませんが、ペットフードの販売会社Purina が制作した、ネコ目線の映像がありました。

Cat Diaries: The First Ever Movie Filmed by Cats!

仲間のネコたちとの戯れから、草むらへ、水たまりのある屋外へ・・・冒険に満ちた日常が、うまく編集されている映像です。
(うっ・・・途中、虫を・・・)

まとめ

いかがだったでしょうか?

動物たちの見ている世界は、私たちの目線とは少し違った、ワクワクするような素敵な世界ではなかったでしょうか?

同じ物事でも、視点を変えると全く違ったものになり色々な気付きを与えてくれますよね!

今回の記事は下記のサイトも参考にさせて頂きました。
ジョン・ダウナー インタビュー|クリッピン・ジャム
Bird’s eye view of the world as flocks migrate across the continents

坂田 ヨシカズ

坂田 ヨシカズ

チャーハンのパラパラ感にうるさいカメラマン。ヘヴィメタ好きでWebデザインにも興味アリ。

ちなみに、鷲(ワシ)と鷹(タカ)には明確な違いはなく、体の大きさによって呼び分けているそうです。
英語でも、鷲はEagle、鷹はHawkですよね。
あ、私にとってEagleと言えば、ジャーマンメタルバンド「ハロウィン」の代表曲「Eagle Fly Free」ですけどね♪

イィーーーグルフライフリー!!

・・・。

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